エクステリアとは
「エクステリア」とは「住まいの外部空間」全体のこととお考えください。
エクステリアデザインには、「景観デザイン」だけでなく、そこで生活する人が暮らしやすいデザインが求められます。
「家の顔」ともいえる、門まわりやアプローチ、駐車スペースなど、道路に面した「半公共空間(パブリックスペース)」を周辺環境へ配慮して設計・デザインすることが重要です。 安全で快適な材料や施工方法を充分に理解した上で、設計・デザインに取り組む必要があります。 また室内とは異なり、雨風やほこりの影響を受けやすいので、滑りにくい材料を選ぶことや、時間とともに質感が変わって行く、「経年変化」を考慮してデザインすることが重要です。
●門まわり
住まいの第一印象を決める門まわり。明るく開放的なオープンスタイル、オーソドックスなセミクローズタイプ、プライバシーを確保するクローズタイプに大きく分かれます。
門まわりを構成する素材は、化粧ブロック・レンガ・タイル・自然石・枕木等たくさんあります。
●車庫まわり
車の台数(将来的な台数)や車種などに合わせてスペースを確保することが大切です。
愛車を強い日差しや雨、冬場の霜などから守るカーポート、盗難やイタズラから守るシャッターやゲートなどがあります。
●庭まわり
ウッドデッキやテラスに家族が集まってバーベキューなど、「使って楽しむ庭」や、日本庭園のように「景色を眺めて楽しむ庭」
あなたのライフスタイルに合わせて快適な空間を作りましょう。
●道路・臨海境界
通りからの視線が気になりませんか?そんな時は、フェンスや塀、生垣などで視線を遮る方法があります。
風通しや陽当たりに気を配りながらお選びください。
ガーデニングとは
草花を中心としたお庭での生活を楽しむガーデニング
植物を中心とした自然の眺めが満喫できる、生活する人の心に潤いや安らぎを与える、楽しむことが出来る空間、それが「ガーデン」であり、それを考え提案することが「ガーデンデザイン」と言えます。
エクステリアとガーデニングは、いずれも「住まいの外部空間」で、切り離して考えるべきではありません。それぞれ別々に考えデザインするものではなく、「一体」で計画されるべきであり、切り離して考えると、統一感や生活感の無い「外部空間」になってしまいます。
エクステリアとガーデニングの設計/デザインには、植物や構成材料(石材や枕木、レンガ、タイルなど)の特長を理解した上で、バランス良く選択したり、玄関までの通路や園路、駐車スペースなど敷地を有効活用できる配置計画、全体的な工事に関することなど、エクステリアとガーデニング両方の知識が必要です。
●庭の構成要素
庭を構成する要素は洋の東西を問わず、1.植物・2.石・3.水・4.彫刻物(モニュメント)・5.音(動き)の組み合わせです。
●草木のメンテナンスについて
庭の主要素である樹木や草花は、生き物であり、日々成長し変化します。
その時々の健康管理が美しさを保つことにつながるため、ガーデニングの計画時に適正な条件1.土質・2.堆肥・3.水はけを作り、次に1.日当りを好む木(草花)
・2.日陰を好む木(草花)かを考え、適材適所であることに心がけなければなりません。
樹木や草花の食事は水、栄養は肥料です。また、外傷には殺虫剤、病気には殺菌剤が必要となります。でも、そんなに大変なことではありません。年に4回程度、季節ごとに気に留めれば良いのです。
Fiore専属スタッフ
松田 和樹
MATSUDA KAZUKI
今井 直明
IMAI NAOAKI