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家づくりコラム


2025/10/13

第7話 素材と設備の選び方


〜毎日触れるものだから、心地よさと使いやすさを大切に〜

間取りや収納が決まったら、次は「どんな素材や設備を選ぶか」。

床や壁、キッチン、洗面台、窓、照明——それらは毎日目にし、手に触れるもの。

だからこそ、見た目の美しさだけでなく、使い心地やメンテナンス性も大切です。

今回は、素材と設備を選ぶときの考え方や、暮らしに合った選び方のヒントをご紹介します。


目 次

1 素材と設備は「暮らしの質」を左右する

素材や設備は、暮らしの“肌ざわり”や“空気感”をつくる要素。

たとえば、無垢の床材は足ざわりがやさしく、経年変化も味わいに。

キッチンの高さや水栓の形状ひとつで、家事のしやすさが変わります。


「見た目」だけでなく、「触れたとき」「使ったとき」の心地よさを大切に。


2 よくある収納の悩みと原因

よくある悩み選び方のポイント
汚れやすそうで不安メンテナンス性を確認。撥水性・掃除のしやすさが重要
どれも素敵で迷う暮らしの優先順位(掃除の頻度・子どもの年齢など)で絞る
予算が心配優先箇所を決めて、メリハリをつけた選び方を

→「長く使うもの」「よく使う場所」から、納得できる選択をしていきましょう。


3 家族の暮らしに合った選び方

素材や設備は、家族のライフスタイルに合わせて選ぶのが基本です。

- 👶小さなお子さんがいる → 傷や汚れに強い床材、掃除しやすい壁材

- 👵高齢のご家族と同居 → 滑りにくい床、手すりの設置、段差の少ない設備

- 🧑‍🍳料理好き → 作業スペースが広いキッチン、手入れしやすいコンロや水栓

- 🌿自然素材が好き → 無垢材、漆喰、珪藻土などの風合いを楽しめる素材


→「誰が・どこで・どんなふうに使うか」を想像しながら選ぶと、後悔のない選択につながります。


 4 実例紹介:Fさんご家族の素材選び

岐阜市で家づくりをされたFさんご夫婦は、共働き+保育園児のいるご家庭。

「掃除がラクで、でも温かみのある家にしたい」という希望から、以下のような素材・設備を選択。

- 床材:傷に強い挽板フローリング+床暖房対応

- キッチン:汚れにくい人大天板+タッチレス水栓

- 壁材:リビングはアクセントクロス、子ども部屋は汚れに強いビニールクロス

- 洗面台:収納力のある三面鏡+掃除しやすいボウル形状

→「使いやすさ」と「心地よさ」のバランスをとった選び方で、満足度の高い住まいに。


5 まとめと次回予告

素材や設備は、毎日の暮らしに寄り添う“静かな主役”。

見た目だけでなく、使い心地・掃除のしやすさ・家族との相性を考えることで、長く心地よく暮らせる住まいになります。

弊社では、素材や設備の選び方も、間取りや動線と合わせて無料でご提案しています。

「どれを選べばいいか分からない」「実物を見てみたい」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。


家づくり相談会では、素材や設備の選び方はもちろん、間取りや資金計画まで、暮らしに寄り添ったご提案をしています。

理想の住まいづくりに向けて、まずはお話ししてみませんか?

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次回(第8話)は、「家づくりのスケジュールと流れ」について。

「いつ何をするの?」「どれくらいかかるの?」という疑問にお答えしながら、安心して進められる家づくりの流れをご紹介します。


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