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家づくりコラム


2025/09/05 コラム003 理想の暮らしに合った土地を選ぶ

理想の暮らしに合った土地を選ぶ

~家づくりの土台を見極める~


「こんな暮らしがしたい」とイメージが描けたら、次に考えるのは“その暮らしが叶う場所”です。

土地選びは、家づくりの土台。間取りやデザインよりも先に、暮らしの可能性を左右する大切なステップです。

弊社では、家づくりのご相談とあわせて、土地情報のご紹介も行っています。

「理想の暮らし」にぴったりの土地を一緒に探すことができるのは、設計と不動産の両方を扱う私たちならではの強みです。


目 次

土地選びは「暮らし選び」

土地は、建物を建てる“場所”であると同時に、日々の暮らしを支える“環境”でもあります。

通勤・通学の距離、買い物のしやすさ、子育て支援、地域の雰囲気——

これらすべてが、家族の暮らしに影響します。


「家を建てる場所」ではなく、「家族が暮らす場所」として土地を見てみましょう。

たとえば、朝の通勤がスムーズな場所、子どもが安全に遊べる環境、週末に自然を感じられるエリアなど、暮らしの優先順位を整理することが第一歩です。

立地・環境・利便性のバランス

土地選びでよく出てくる条件は、以下のようなものです:

- 🚶‍♀️立地:職場や学校へのアクセス、交通の便

- 🌳環境:自然の多さ、騒音、治安、地域の雰囲気

- 🛒利便性:スーパー、病院、保育園、公園などの距離

- 🏗️インフラ:上下水道、ガス、電気、インターネット環境

→すべてを満たす土地は少ないので、「何を優先するか」を家族で話し合うことが大切です。弊社では、現地案内の際に周辺環境や生活動線も一緒に確認しながら、暮らしに合った土地をご提案しています。


理想の暮らしに合った土地条件とは

第2話で描いた“理想の暮らし”をもとに、土地に求める条件を整理してみましょう。

暮らしのイメージ土地に必要な条件
子供がのびのび遊べる広めの敷地、公園が近い、交通量が少ない
家族でBBQや家庭菜園を楽しみたい庭が取れる広さ、日当たりの良さ
通勤・通学をスムーズにしたい駅やバス停が近い、主要道路へのアクセス
静かに暮らしたい住宅街、騒音の少ないエリア

→「暮らしの優先順位」を明確にすると、土地探しがぐっとスムーズになります。


 実例紹介:Bさんご家族が選んだ土地

岐阜市内で家づくりをされたBさんご夫婦は、共働き+小学生のお子さんがいるご家庭。

「子どもが安全に通学できること」「休日に家族で過ごせる庭があること」を重視し、駅から徒歩15分の住宅街にある南向きの土地を選びました。

結果、通学路が安全で、近くに公園もあり、庭では家庭菜園と夏のプール遊びを楽しめるように。

→「暮らしのイメージ」を軸にした土地選びが、満足度の高い家づくりにつながりました。

弊社では、こうした実例をもとに、土地と建物の両面からサポートしています。


まとめと次回予告

土地選びは、家づくりの“スタート地点”。

理想の暮らしを叶えるために、立地や環境だけでなく、家族の価値観を反映した選択が大切です。

弊社でも土地情報を取り扱っております。「このエリアで探したい」「こんな条件の土地がある?」など、土地探しから家づくりまで、まるっとサポートいたします。お気軽にご相談ください。


次回(第4話)は、「資金計画と予算の立て方」について。

夢を現実にするために、無理なく安心できる予算の考え方を一緒に整理していきましょう。



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