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家づくりコラム


2025/09/15 コラム004 家づくりの資金計画

家づくりの資金計画

~夢と現実をつなぐ予算の立て方~


「理想の暮らし」も「ぴったりの土地」も見えてきたら、次に考えるのは“資金計画”。

家づくりは人生の大きな買い物だからこそ、無理なく、安心して進めるための予算設計が欠かせません。

とはいえ、「いくらかかるの?」「何にどれだけ必要?」と不安になる方も多いはず。

この回では、家づくりにかかる費用の全体像と、予算の立て方のコツをわかりやすくご紹介します。

夢を現実に変えるために、まずは“お金の見える化”から始めてみましょう。


目 次

資金計画は「安心して進めるための地図」

資金計画は、夢を現実にするための“地図”のようなもの。

「どこまで使えるか」「何にどれだけかかるか」を把握することで、迷わず、後悔のない選択ができます。

「予算=制限」ではなく、「予算=安心して選べる枠」として考えてみましょう。


家づくりにかかる費用の全体像

家づくりの費用は、建物本体だけではありません。以下のような項目が含まれます

費用項目内容
土地代購入費、仲介手数料、登記費用など
建物費用本体工事、付帯工事、設計料など
外構費駐車場、フェンス、庭など
諸経費火災保険、ローン手数料、引越し費用など
オプション造作家具、照明、カーテンなど

「建物だけで○○万円」と考えるのではなく、「トータルでいくら必要か」を把握することが大切です。


予算の立て方と優先順位の整理

資金計画を立てる際は、以下のステップがおすすめです:

1. 総予算を決める(自己資金+借入可能額)

2. 土地・建物・その他費用の配分を考える

3. 優先順位を整理する(例:断熱性能は妥協したくない、外構は後回しでもOK)

4. 将来の支出も見据える(教育費、車の買い替えなど)


弊社では、初回相談時に「資金計画シート」を使って、無理のない予算設計を無料で行っています。

「何から始めればいいか分からない」という方も、安心してご相談いただけます。


 実例紹介:Cさんご家族の資金計画

各務原市で家づくりをされたCさんご夫婦は、共働き+保育園児のいるご家庭。

「月々の返済は家賃並みに抑えたい」「子どもの教育費も考えておきたい」という希望から、土地・建物・外構を含めた総予算を5,000万円に設定。

- 土地:1,500万円(駅徒歩圏+南向き)

- 建物:3,000万円(高断熱+造作収納)

- 外構・諸費用:500万円(ウッドデッキ+駐車場+保険など)

→資金計画をしっかり立てたことで、安心して仕様選びや間取りの検討に集中できました。


まとめと次回予告

資金計画は、家づくりの「安心」と「納得」を支える大切なステップ。

予算を明確にすることで、選択肢が整理され、理想の暮らしに一歩ずつ近づいていけます。

弊社では、土地情報・設計・資金計画までワンストップでサポートしています。

「何から始めればいいか分からない」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。


次回(第5話)は、「間取りの考え方」について。

理想の暮らしをカタチにするために、動線・空間・家族のつながりをどう設計するか、一緒に考えていきましょう。



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